あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
美羽「も~心配かけないでよ…。」
葵「無事で良かった。」
馨「夏帆!今までどこで何をしてたの?!」
馨は一人…怒っていた。
俺ら男子組はのほほんとその現場を見ていた。
ほかのメンバーはもう涙目。
夏帆「これからすべて皆に言うよ。だから聞いてほしい。」
馨「……わかった。」
全員、なにも喋らない。
ただただ張りつめた空気がながれた。
夏帆「私は……紅桜の姉妹校、UEAに留学したの。デザイナー学科にね。大学も……UEA に通ってる。……私が日本に来たのは…私のブランドの店が明日開店するからそれで。」
ブランド?!この二年半で?!
す、すげぇ…。
夏帆「まぁ……私の二年半はこんなとこ。……あと、病気が再発したの。」
病気……再発……?
嘘だろ……。