あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
香南「そんな事ない!……行かなきゃもう一生夏帆には会えない。」
悠哉「だけど……。」
ドンッ!
え?
颯「……行ってこい。」
颯はそう言って俺の背中を押した。
ここで行かなきゃきっと夏帆ともう会えない。
……行くしかない。
当たって砕けたとしても。
もう、戻ることなんてできないから。
ガラッッッ!!!
悠哉「夏帆ッッ!!!」
俺は叫んだ。
……愛する人の名前を……。