あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~


悠哉「それはっ!」


夏帆「もういいよ。私は……佐伯陽輝と結婚するから。」


悠哉「佐伯ってまさか……。」


夏帆「……別に、政略結婚とかじゃないから。」


私はこんなこと言いたくはなかった。
相手が佐伯財閥の息子だと言うことを。


夏帆「……もうこんな話やめよ?今日、沙織ちゃんの誕生日でしょ?行ってあげたら?私にかまったってしんどいだけでしょ。」


……もーやだ……。
悠哉と話するの辛いよ。
これ以上悠哉を傷つけたくないよ……。


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