あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
やだ………もっと涙出てきた……。ここで泣いたら私の我慢が無駄になるよ。
悠哉「……夏帆?……なんで泣いて……。」
夏帆「……泣いてない。……じゃあね。」
そう言って帰ろうとしたとき。
悠哉は私にキスした。
やめてよ……。やめてよ……。
こんなことされたら私……帰れなくなる……。
悠哉「……本当にごめん。俺、沙織とプライベートで会ってたのは理由があるんだ。……信じてくれないかもしれないけど………。」
理由……?
悠哉「ちょっと前にさ、沙織と一緒に仕事したんだ。その時連絡を交換してさ…で、沙織の知り合いに演技が超うまい人がいるっていってたから二人でその時逢いに行ったんだよ……。そっからちょくちょく二人で逢いに行ったんだよ、その人に。」