あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
タッタッタッタッ…。
確かこの部屋に荷物を置いたよね…。
真中「……夏帆?どうしたの。」
夏帆「えっと……携帯取りに来たんです。陽輝に言わなきゃならないから……。」
真中「陽輝君なら……アメリカに帰ったわ。」
……え。
真中「こうなること……わかってたみたいね……。夏帆に逢うのは辛いから帰りますって、さっき連絡が来たの。」
嘘……。
陽輝……。ごめん……。
夏帆「せ、せめて連絡とるだけでも……。」
真中「……本人は望んでない。連絡をとったとしても出てくれないと思うわ。」