あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~
夏帆「お茶でいい?」
悠哉「あ…もうそういうのはいいから…とりあえず座って?」
まさか…あの話をするの?
怖いよ…。あの話をするなんて…。
とりあえず私は、悠哉の言う通りにした。
悠哉「遠哉は…お前を捨てたんじゃないんだよ…。」
もう…その話は聞きたくないよ…。
もう、遅いんだよ?私は遠哉の事を信じることなんて…できっこないんだから…。
でも遠哉の事は嫌いじゃないんだ。
むしろ好きなの。
でも…怖いんだよ、遠哉と顔をあわすの。
だから三年間、一度も会いに行った事はない。