血の記憶




ニュースではもう次のに移っていて。

関係ない奴にはどうでもいいことなんだなって

こうやって菜央の記憶が無くなっていく

なんて考えてはまた涙した。




この日は一日中泣いていた。



水分がなくなって死んでしまえば…



そんなことまで考えながら。





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