血の記憶




次の日の学校は休んだ。


寝不足のせいか身体がだるく重い。


最近は寝ると夢を見て飛び起きるを繰り返しあまり眠れていなかった。


寝ることもできないのにベッドに転がった。


色々ありすぎて頭が痛い。


翔真が言ってたことも分かんないし…、なんで私が辛かったら翔真達も辛くなるの?


だって翔真達は関係ないでしょう?


ベッドの上で目を閉じて考えみても翔真がなにを思って言った言葉なのか分からなかった。


閉じていた目を開けて立ち上がり冷蔵庫まで水を飲みに行く。


ついでに時計も確認するともうお昼になる時間だった。


なにか…作ってみようかな。


そう思い立ち冷蔵庫を覗くと卵、それとケチャップやマヨネーズなどの調味料。


これでオムライスってできるかな?具はないけど、ご飯とケチャップと卵があったらできた気がする。



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