血の記憶






まさか、翔真が隣……?


嫌な予感。



「どうも隣の席の長居翔真です。今後ともよろしく」



疑問に思った私の心を読むかのように言った翔真に少し戸惑う。



長居。



その名前を聞く度に心がざわつくのはなぜ?


私とあなた、接点はないはずなのに。



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