サクラドロップス-1998-

海風に、まだ一輪も開いてはいない

桜が、揺れて。


それを見て

キミが、笑う。


そんな何てことない光景を

当たり前が当たり前である光景を



遠くなった波の音と共に

ココロの記憶に焼き付けて


ボクは


一生、大切にすると誓う。











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