ヲタク系女子とナルシスト系男子
共感。




朝、教室へ行くと



佐田雅緋はいつものように



ゲームをしていた。



再び、机の前に立った。



それに気づいた佐田雅緋は



「今度はなによ。」


と一度こっちを見てから言った。



「そのゲームやったぞ。アニメもみた。」



すごく驚いたような顔で佐田雅緋は



こっちを見たが俺は



そのアニメについての感想を



ペラペラと話した。



「あそこでクレアとりょうの別れは
感動した、あそこで別れるなんて思わなかったし」



「そうなのよ!!そのアニメはそこが山場なのよ!!」




初めて佐田雅緋は口を開いた。




ちょっと顔を赤くしたようにも見えたが



俺は気にせず話し続けた。




そのまま話が弾んだが、先生が来たので



その話をやめた。

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