ヘンゼルとグレーテル ~泣き虫な王子様~
そう、お母様は言っていた。
『──ふーん。いいじゃないか。』
老婆は何かを企むように呟いた。
「え?何がいいの?」
『──魔女、兄妹、森、お菓子の家、そして……"ヘンゼルとグレーテル"。……ふふ。これにしようじゃないか。』
「えっ、えっ?何の話?っていうか目的は結局なんだったの?」
魔女はレオの話をまたも無視して話し出した。
『──ふーん。いいじゃないか。』
老婆は何かを企むように呟いた。
「え?何がいいの?」
『──魔女、兄妹、森、お菓子の家、そして……"ヘンゼルとグレーテル"。……ふふ。これにしようじゃないか。』
「えっ、えっ?何の話?っていうか目的は結局なんだったの?」
魔女はレオの話をまたも無視して話し出した。