ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
「俺が好きなのは花音だけなんだよ!ばか!」


え?


くだらない。

そう言うかと思ってたのに。


「嘘よ!だって、栞先輩まだ斗真と別れてないって。」


ぶわっと言葉とともに溢れ出る涙。
それを隠すように斗真は私を
抱きしめてくれた


「あのなぁ。単純すぎんだろ。
栞は俺のこと好きなんだぞ?
そう言って俺たち2人を別れさせるって策略だろ。」


あ。言われてみれば‥‥‥


「そっか!」


安心した私は斗真を見上げて笑う


「ったく。」


そしてまた抱きしめてくれた。


「斗真ぁ‥‥‥よかった。間違いで‥‥‥」


今度は安心の涙を大好きな人に流して抱きつく。


「ばか。それで俺のこと避けてたのかよ。」


「うん‥‥‥」


「単純」







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