ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
掌に握りしめられている小さな箱。
もちろん本物を買うお金は
高校生の俺にはなかったが
この中に入っているのは指輪。
さっき、遊園地を見て回っていたら好きな女の子に指輪を送れる店があった
無意識だった。
無意識のうちに買ってしまった。
花音のイニシャルが刻まれた指輪を。
今は恋人同士としての仲は
良好と言える。
しかし、俺たちは昔から
喧嘩をする仲でもある。
引かれねーかな。
『うわ。指輪とかないんですけど』
なんて言われてしまったら
死んでしまう。
「大丈夫。花音なら泣いて喜ぶよ。」
兄貴は相変わらず、ふんわりしている
笑顔で言う。
もちろん本物を買うお金は
高校生の俺にはなかったが
この中に入っているのは指輪。
さっき、遊園地を見て回っていたら好きな女の子に指輪を送れる店があった
無意識だった。
無意識のうちに買ってしまった。
花音のイニシャルが刻まれた指輪を。
今は恋人同士としての仲は
良好と言える。
しかし、俺たちは昔から
喧嘩をする仲でもある。
引かれねーかな。
『うわ。指輪とかないんですけど』
なんて言われてしまったら
死んでしまう。
「大丈夫。花音なら泣いて喜ぶよ。」
兄貴は相変わらず、ふんわりしている
笑顔で言う。