ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
「うわぁ〜。」


1時間後。


辺り一面。キラキラ。


クリスマスツリーはもちろん、色んな建物がライトアップされていた。


目当てのイルミネーションに着いたのだ


花音は案の定、目をキラキラさせていた。


赤や、緑に彩られたイルミネーションは目が眩しいほどに綺麗で俺まで見入ってしまった。


「すごいよ!斗真。綺麗だねぇ。」

「暴れんなよ。」


イルミネーションを見てバタバタ興奮する花音。


連れてきてやってよかった。


すとん。


俺は花音を下ろした。


そして、例のプレゼントをやろうと
コートのポケットに手を突っ込む。


「斗真」

びくっ

人が決めようって時になんて女だ!


「な、な、なんだよ!」


びくびくしながら答える


「ちょっと屈んでもらえる?」








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