ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
はいはい。屈めばいーんでしょ。


「え?」


ふわっと何やら温かいものをかけられた

それを首にかけたままみる。


それは俺のイニシャルが刺繍された花音手作りのマフラーだった


「あんたいっつもマフラー私に譲っちゃうでしょ?」


そういえばそうだ。

寒がりな花音が心配で俺は
いつも花音にマフラーを貸していた


「だから、そのマフラー私に貸さないで斗真が使いなさいよ。」


照れくさそうに笑顔で言う花音

やべ。

嬉しくてにやけそうだ。

ありがとう。

花音にそう伝えよう


「あ‥‥あ‥‥‥」





< 234 / 399 >

この作品をシェア

pagetop