ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
「はぁ…………」



俺は深いため息をつく。



「どうした?斗真。」




ため息が大きかったのか兄貴に
聞こえてしまったみたいだ。




「あ……なんでもない。」




暗い気持ちで映画館のスクリーンに
目を向ける。




今日は、映画を見に行くことになっていた




花音のリクエストで俺が見ても
つまらないラブロマンス。




ため息の原因は明白だ。




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