ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
幼稚園の頃。
『あーん!斗真くん!わたしの帽子返してー!』
『やーだね。』
昔っから意地悪な俺。
ただ恋に落ちる前は花音の
反応がおもしろくていじめていたのかもしれない。
恋に落ちたのはおやつタイムの時。
『はーい!みんな、おやつもらっかなぁー?』
『はーい!』
ぱんっと手を叩いて園児みんなに元気に聞く幼稚園の先生。
おやつをもらってご機嫌に返事をもらう園児……だが、俺にはおやつのクッキーが渡ってこない。
ま。いいか。
別にクッキーなんて家で母さんが
作ってくれるだろうし。
俺は細長いテーブルに頭を伏せた。
食えねーんだし寝るしかねーや。
『斗真くん?食べないの?』
『あーん!斗真くん!わたしの帽子返してー!』
『やーだね。』
昔っから意地悪な俺。
ただ恋に落ちる前は花音の
反応がおもしろくていじめていたのかもしれない。
恋に落ちたのはおやつタイムの時。
『はーい!みんな、おやつもらっかなぁー?』
『はーい!』
ぱんっと手を叩いて園児みんなに元気に聞く幼稚園の先生。
おやつをもらってご機嫌に返事をもらう園児……だが、俺にはおやつのクッキーが渡ってこない。
ま。いいか。
別にクッキーなんて家で母さんが
作ってくれるだろうし。
俺は細長いテーブルに頭を伏せた。
食えねーんだし寝るしかねーや。
『斗真くん?食べないの?』