ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
「プレゼント?」


私は両手でプレゼントを
見つめながら聞く。


「そうだよ。お前、今日誕生日だろ?」


こいつが‥‥‥


私のために。


「開けていい?」


なぜか熱くなる顔のまま聞いた。


「好きにすれば?」


なぜか赤い顔でそっぽを向く斗真。


開けると花柄のシュシュが入っていた


「かわいい!」


アクセ屋さんで数量限定で
発売されたものの買えなかった
商品で自然と笑顔になる。


「ちゃんとつけろよ。」


照れくさそうにそう言う斗真が
なんだか可愛かった。


「うん。ありがとう。斗真!」


私、多分とびきりの笑顔だった。


我ながら自分が単純だと思った。


さっきまで怒っていたくせに
プレゼントもらったら
機嫌が治っちゃうんだもん。


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