ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
その夜だった。



斗真が諦めろなんて
言った意味を知るのは。












「よし。できた。」




私はまた料理をした。



今日は、顔が書いてあるおにぎりを
たくさん作った。


残念ながらあいつの分も作って
しまった。



また良ちゃん、子供みたいに
喜んでくれるかなぁ。



そんなことを考えて、ふふっと
笑った。



隣の家なので大きなお皿に
おにぎりを並べ、その上に
ラップをひいて家を
出ることにした。




あれ?




良ちゃんだ。




なぜか家の前にいる良ちゃん。



どうしたのかな?



家に入れないとか。



「良ちゃ‥‥‥‥」



私が良ちゃんの名前を
呼ぼうとした瞬間だった。



< 62 / 399 >

この作品をシェア

pagetop