ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
「ふぇぇっ‥‥‥ひっく‥‥‥」



泣きながら夜の道を走る。


泣いている私を何があったんだ?
と言う顔で通り過ぎる人が
見るけれど、今はそんなの
どうでもいい。




その時だった。




----パシッ----



誰かに腕を掴まれた。




良ちゃん?




追いかけてきてくれたの?














「斗‥‥‥真?」





追いかけてきたのは良ちゃんではなく、斗真だった。





ぐちゃぐちゃの顔で斗真の
顔を見上げる。



なによ。



なんか言ったら?




ふられたんだな。
ざまあみろって。



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