ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
そして1時間後。


場所を移動して、小さい頃に
よく来た公園のベンチに
二人で座った。



もう季節は春だが、さすがに
夜になると風が冷たい。


その時。


「えっ?」


斗真が私に自分の着ていた
ジャケットを着せてくれた。



「いいよ。あんた、その下半袖じゃん!」


春でもさすがに風邪ひいちゃうよ。


「別にいいよ。寒くねーし。」


そっぽを向いて言われた。


嘘だ。


寒いくせに。




「あのさ。」




斗真が口を開いた。





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