きっと、明日も君がすき。
「飽きませんよ。ずっと!」



大げさかもしれないけれど、重いと思われるだろうけど。

きっと、死ぬまで。




「…そ」

わずかに顔を動かして、見てくれた。

マフラーに半分隠れてしまった顔。


それでも、その表情は呆れた顔をしているとはわかる。

馬鹿じゃないの、と。
言いはしないけれど、きっと思っているのだろう。




私は、それに笑顔で返す。



「はい」


今日もかっこいいです。素敵です。その、呆れた表情も。





ありがとうございます!

と口にしたところで鬱陶しがられるのは分かっているので、心の中で叫ぶ。




それはもう大声で。


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