きっと、明日も君がすき。
「・・・うん」
じいっと見られて、困りながらもごめんねと思う。
私立高校出身の私と違い
公立高校出身のキコ。
公立高校はある程度の期間で先生たちの移動があるらしい。
卒業して3年も経てば、入れ替わってしまって
知っている先生はほんの少ししかいないんだとか。
過ごした場所に、
会いに行っても思い出を語れるような先生はいなくなってしまうんだって。
「悩む悩む悩む」
「頑張れ」
どうしてあげることもできない私は
唸るキコに精一杯の一言をかけてまた一口。カフェラテを吸い上げた。
んー…新作のロゴにつられて買ってみたけれど、思ったより甘かったな。