魁龍Ⅰ[完]





―ボフッ―




私をベッドに投げると




魁は上に跨ってきた




「…か、魁。これだけ聴いて欲しいの」




「なんだ」




「私ね中学校の卒業式の日にね
……は、白凰の人達に……お、犯されたの
ごめんね、きたな…んっ!」




汚いよねというつもりが、魁に




口を塞がれて言えなかった
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