【短編】その瞳に映るもの【完結】






なんであたしなんだろう。



あたしと彼に接点など無かったと思う。




「 入学式の時、及川さんに一目惚れして 」




入学式の時...随分前だな、オイ。



あたしみたいな友達も少ないブスが彼みたいな人に好かれるなんてあり得ないだろう。



罰ゲームかなんかだ、と思いながら、一言。




「 ごめんなさい 」






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