運命のヒト

んんー。どーしよー。

グローブケース。。ちょっとまった！所持金！いくらだっけ！？

ちゃらん。

-800円-

なんだこの微妙なお金は！！

むむむ。。。

｢あれ？みゆう？｣

げげ！よりによってかい!!!!!!!

でも、今買わないと日にち無いしなあ…

｢こんなところでひとりでなにしてるの？｣

ぎく。

｢かいこそ、こんなところでなにしてんの？部活は？｣

｢今日は監督出張だから急遽お休み～。けんとはみいちんとデートです～。てことで、おれぼっちなの～(笑)｣

｢あ、そゆこと。ふられたの。君。けんとに。(笑)｣

｢ぅ、うるさい！みゆうだってゆうにふられてんじゃーん(笑)｣

｢うるさい。｣

って、こんなのんきに会話してる場合じゃない！

逃げなきゃ逃げなきゃ。

｢じゃ、これからあれ！えーと、、じゅ、じゅく…、、、だから！うん！ばーいっ｣

｢え、みゆう今日塾？てことは、俺もだっけ？いやちゃう！今日は塾じゃないよ！あれれ？嘘ついたのかな？｣

ぎ、ぎっくー！！

やばい、しくった。同じなんだっけ。

｢あ、あー！そ、そうだったねえ！はは！……｣

｢何だお前。俺様に嘘ついたのか…。それは、見逃せねえなあ。お前どうせこの後暇なんだろ？ちょっと付き合え!!｣

えええええ！？

な、なぜなんで。。！？！？！？

なぜ、私がこいつと！？どっかに！？行かなきゃいけないのー！？

｢ちょ、ちょっとまって。どこに？どこに行くの？｣

｢パンおごってやる。うまい店みつけたんだよ。｣

｢え、行く。｣

｢はい決定。｣

ああああああ！パンって聞いたら速攻返事しちゃったよ。

わああああああ。

てか、おごるとか、今日まじで機嫌いいな、かい。

なんかあやしいのお。

まあいっか。パン♪パン♪