レンアイ上級初心者
莉羅「聖ちゃんあれ買って!そんでもうここでよ!」
聖夏「おー…いいけど、あいつはどうすんの?」
莉羅「いいの!行こ!」
でもそんな簡単に行かせてくれるわけもなく聖ちゃんとの間に割って入ってきた。
柊「あれは俺が買ってあげるから、森くんだっけ?あんたは先に行っててい〜よ〜」
肩を組んで馴れ馴れしくするので、河内柊の手の甲をおもいきりつねってやった。
柊「いって!何すんだよ〜」
莉羅「あんたが馴れ馴れしくするからでしょ!」
一回話合わなきゃ駄目だと思った私は、聖ちゃんに先に行ってもらうことにした。
莉羅「聖ちゃん、私こいつに話したいことがあるから先に行ってて!」
聖夏「え、でも……」
莉羅「大丈夫だから!」
私がそういうと聖ちゃんは心配そうに様子を見ながらホームに向かった。
聖ちゃんの背中を見届けてから河内柊の方を
向くと、なぜだかニヤニヤしていた。
莉羅「な、何?」