君のとなりで
「二人とも部活一筋で、彼女とかいないんですか?」
高山が目を光らせた。
なんか嫌な予感、昂がこっちを向きニヤリと笑った。
「あっ、でも颯先輩、毎日藤咲実結先輩と帰ってますよね?付き合ってるんですか?」
…なんで入学したばっかの癖に実結の名前しってんだよ!
「お前、なんで実結ちゃんのこと知ってんの~?」
俺が聞きたかったことを昂が代弁してくれる。
「そりゃあ知ってますよ!入学した時から一年のなかで噂だったんです。三年にすっげえかわいい先輩がいるって。」
「はー、実結ちゃんすげー!」
感心してる場合か!
「一年の中でも本気で狙ってるやつ多くて、あ、そうそう。図書委員なんか実結先輩がいるからって争奪戦だったんですからね!」
そんなに?なんだかこの先が不安。
あいつ、バカだし超がつく鈍感だから。
「そういえば、颯先輩、付き合ってないんなら一年のファンの子にメアド教えてもいいですか?教えろってうるさくて。」
高山が目を光らせた。
なんか嫌な予感、昂がこっちを向きニヤリと笑った。
「あっ、でも颯先輩、毎日藤咲実結先輩と帰ってますよね?付き合ってるんですか?」
…なんで入学したばっかの癖に実結の名前しってんだよ!
「お前、なんで実結ちゃんのこと知ってんの~?」
俺が聞きたかったことを昂が代弁してくれる。
「そりゃあ知ってますよ!入学した時から一年のなかで噂だったんです。三年にすっげえかわいい先輩がいるって。」
「はー、実結ちゃんすげー!」
感心してる場合か!
「一年の中でも本気で狙ってるやつ多くて、あ、そうそう。図書委員なんか実結先輩がいるからって争奪戦だったんですからね!」
そんなに?なんだかこの先が不安。
あいつ、バカだし超がつく鈍感だから。
「そういえば、颯先輩、付き合ってないんなら一年のファンの子にメアド教えてもいいですか?教えろってうるさくて。」