君のとなりで
「ごめんなさいねーだ!」
そう言ってスクリーンに視線を戻すと、いつのまにやらエンドロール。
ああっ!
見られなかった!ショック…
隣を見ると、大きな口を開けて欠伸をする颯。
ほんと、ロマンがないって言うか…あたしが言えたことじゃないけども!
ぞろぞろと観客が出ていくなかで、ふと早紀ちゃんを見ると、うっすら目が潤んでいた。
やっぱり感動したよね!
よかった、共感してくれそうな人がいて!
昂君は…
うわっ…泣いてる…
うん、か、感動したよね!
「ちょっと昂!なに泣いてんのよ!」
「おい!これ見て泣かずにいられるやつがいるか!」
ここに約一名おられますけど…
ぐっすり眠っていた人が。
「なに?」
寝起きだからか少し不機嫌な颯。
なに?じゃないって!
そう言ってスクリーンに視線を戻すと、いつのまにやらエンドロール。
ああっ!
見られなかった!ショック…
隣を見ると、大きな口を開けて欠伸をする颯。
ほんと、ロマンがないって言うか…あたしが言えたことじゃないけども!
ぞろぞろと観客が出ていくなかで、ふと早紀ちゃんを見ると、うっすら目が潤んでいた。
やっぱり感動したよね!
よかった、共感してくれそうな人がいて!
昂君は…
うわっ…泣いてる…
うん、か、感動したよね!
「ちょっと昂!なに泣いてんのよ!」
「おい!これ見て泣かずにいられるやつがいるか!」
ここに約一名おられますけど…
ぐっすり眠っていた人が。
「なに?」
寝起きだからか少し不機嫌な颯。
なに?じゃないって!