君のとなりで
部活にも入ってないから、後輩との関わりはほぼないのに。
「先輩、俺、実結先輩が好きなんです。」
素直に告白されてるのは、嬉しい。
好きだって言われて嫌な気分になるひとなんていない。
だけど、ここはちゃんと断らないといけない。
「…ごめんなさい。気持ちはすごく嬉しいけど、あたし好きな人がいるの。」
恐る恐る、星野君の表情をうかがう。
気まずくなっちゃうのかな…
それは嫌だけど、でもちゃんと言った方が良いよね。
「ですよね、知ってます!中原颯先輩と付き合ってるんですよね!」
ええっ!?
なんで知ってるの?
「噂ですよ、中原先輩、一年のなかでもすっげえモテますもん。」
一年生ってつい最近入学してきたのに、なんでそんなにモテちゃうの?
「先輩、俺、実結先輩が好きなんです。」
素直に告白されてるのは、嬉しい。
好きだって言われて嫌な気分になるひとなんていない。
だけど、ここはちゃんと断らないといけない。
「…ごめんなさい。気持ちはすごく嬉しいけど、あたし好きな人がいるの。」
恐る恐る、星野君の表情をうかがう。
気まずくなっちゃうのかな…
それは嫌だけど、でもちゃんと言った方が良いよね。
「ですよね、知ってます!中原颯先輩と付き合ってるんですよね!」
ええっ!?
なんで知ってるの?
「噂ですよ、中原先輩、一年のなかでもすっげえモテますもん。」
一年生ってつい最近入学してきたのに、なんでそんなにモテちゃうの?