君のとなりで
「どうかしたの?」
「いや、あんま見られたらなんか照れる。」
「えっ…あっ、ごめん…」
意味もなく顔なんてじっと見られたら嫌だよね。
慌てて目をそらす。
「あ、中原来たよ。じゃあね、藤咲さん。」
さっさとカウンターに戻っていく都築君。
やっぱり変なひとだなぁ…でも悪いひとじゃないみたい。
「実結。」
都築君がいった通り、颯が後ろにたっていた。
図書室を出て廊下を歩き出す。
「ねえ、なんの話だったの?」
何気なく聞いたつもりだった。
なのに、黙ってしまった颯。
何かいけないこといっちゃったのかな…
最近、颯がおかしい。
「いや、あんま見られたらなんか照れる。」
「えっ…あっ、ごめん…」
意味もなく顔なんてじっと見られたら嫌だよね。
慌てて目をそらす。
「あ、中原来たよ。じゃあね、藤咲さん。」
さっさとカウンターに戻っていく都築君。
やっぱり変なひとだなぁ…でも悪いひとじゃないみたい。
「実結。」
都築君がいった通り、颯が後ろにたっていた。
図書室を出て廊下を歩き出す。
「ねえ、なんの話だったの?」
何気なく聞いたつもりだった。
なのに、黙ってしまった颯。
何かいけないこといっちゃったのかな…
最近、颯がおかしい。