君のとなりで
「実結ちゃんと別れたんならもういいよね?」
「は?」
西田はそういうといきなり俺の肩に腕を回してきた。
体が密着する。
慌てて西田を引き剥がした。
「…なにすんだよ…」
「颯君、あたし本気よ?颯君のことが好きなの。ずっと好きなんだよ。」
本気、なのか?
だって西田はいつでも軽い感じだったし…
それにだとしても今は誰かと付き合うなんてもっての他。
まだ全然実結とのことを引きずってんだから。
「俺今、誰とも付き合う気ないから。」
「どうして?別れたんでしょ?今は好きじゃなくても付き合ってからだんだん好きになっててくれればいいもん!」
好きになれる?
絶対なれない。
それにまだ別れて時間がたってない。
他のやつと付き合ったりなんてできるわけない。
俺は今は、バスケに集中するだけなんだ。
それ以外のことはなにも考えない。
そのために別れを決意したんだ。
実結を傷つけてまで選んだ道なんだ。
「は?」
西田はそういうといきなり俺の肩に腕を回してきた。
体が密着する。
慌てて西田を引き剥がした。
「…なにすんだよ…」
「颯君、あたし本気よ?颯君のことが好きなの。ずっと好きなんだよ。」
本気、なのか?
だって西田はいつでも軽い感じだったし…
それにだとしても今は誰かと付き合うなんてもっての他。
まだ全然実結とのことを引きずってんだから。
「俺今、誰とも付き合う気ないから。」
「どうして?別れたんでしょ?今は好きじゃなくても付き合ってからだんだん好きになっててくれればいいもん!」
好きになれる?
絶対なれない。
それにまだ別れて時間がたってない。
他のやつと付き合ったりなんてできるわけない。
俺は今は、バスケに集中するだけなんだ。
それ以外のことはなにも考えない。
そのために別れを決意したんだ。
実結を傷つけてまで選んだ道なんだ。