君のとなりで
いつもの癖 side実結
体育会に向けての準備で図書委員はパネル絵作りの係になった。
一つのクラスからひとつパネル絵を作って出さなきゃいけない。
デザインは美術部のクラスメイトが描いてくれたから後はあたしたちでそれを大きな模造紙に写して絵の具を塗る。
係会の後、鉛筆でトレースだけしとこうってことになって都築君と二人で教室に残っている。
結構大きな紙だから時間かかりそう…
颯に言わなきゃって…あ…
もう必要ないんだっけ…
「藤咲さん?どうしたの?」
「あ、ごめんね、ぼーっとしてた!」
目の前には不思議そうな顔をしている都築君。
最初はいつもなに考えてるのかよくわからないし、変なひとだなって思ってたけど話してみたらいい人だった。
「そっち押さえてて、あたしなぞっていくね。」
壁に張り付けた模造紙に鉛筆で絵を写していく。
これがなかなか大変。
一つのクラスからひとつパネル絵を作って出さなきゃいけない。
デザインは美術部のクラスメイトが描いてくれたから後はあたしたちでそれを大きな模造紙に写して絵の具を塗る。
係会の後、鉛筆でトレースだけしとこうってことになって都築君と二人で教室に残っている。
結構大きな紙だから時間かかりそう…
颯に言わなきゃって…あ…
もう必要ないんだっけ…
「藤咲さん?どうしたの?」
「あ、ごめんね、ぼーっとしてた!」
目の前には不思議そうな顔をしている都築君。
最初はいつもなに考えてるのかよくわからないし、変なひとだなって思ってたけど話してみたらいい人だった。
「そっち押さえてて、あたしなぞっていくね。」
壁に張り付けた模造紙に鉛筆で絵を写していく。
これがなかなか大変。