同名恋愛
プロローグ
「私、漣君が好きなんだ 。」

昔から 他人から好意を寄せられる事が多くて、『好き』って言葉もよく聞いてきた。

「ごめん、好きな人ができちゃった。」

でも、『好き』って感情に『永遠』なんてものはなくて呆気なく終わる。

だから、『好き』は偽物でその場しのぎのものでしかないんだ。


あの時まで、そうやって恋愛感情を軽蔑してきた俺が君に出逢って変わった。

これは、そんな俺と俺を変えた君の話。
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