君と僕の一夜物語


『つまり…なに、嫉妬?』


「…は?」



シオン自身、気づいてなかった
言われてみればこの感情は
嫉妬という言葉に当てはまる


「い、いやいやいや
単にもったいないなとかそういう
いやそれも違う!なんていうか」


わたわたと誤魔化すが
意味を成しておらず、

リファはますます面白そうに
シオンを見上げた


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