君と僕の一夜物語


『…よし、白くなった。
これで町に行く』


自分の髪の毛を目先でいじる


「髪、お揃いだな」


シオンも、自分の白い髪を
触りながら喋る


『この方が便利かと思って』


「?どういうことだ?」

『兄妹に見えるから』

「…確かに」


2人はまた、町へと歩き出した


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