君と僕の一夜物語
町から街へ







「…ふむ、暗くなってきたな」


手綱を握りながら
上を見上げる


「ここら辺で野宿するか
止まれ、止まれ」


綱を細かく引っ張ると
ブルルル、と鳴き声と共に
停止する



「おーい、起きろリファ」


< 83 / 148 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop