君と僕の一夜物語










『全部洗った』


「ん、ありがとう
こっちも寝る準備は出来…」



荷台で作業をしていたシオンが
ふと、手を止めた


「しまった」

『なにが』


「…あ、いや」


少々言いづらそうに
言葉を選びながら話す

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