心も体も、寒いなら抱いてやる
「じゃあ……」
床の上の彼の視線が突然みのりに向いた。
「じゃあさ、みのりが連れて行ってよ。ひまそうじゃん」
今までのしょんぼりした風情からは一転、言葉にも目つきにも剣があった。
え、なんで私?
ていうか、なんで私の名前を知ってる?
それもなんで呼び捨て?
さらにはなんで私が初対面の、花蓮の彼氏と思われる男から命令される?
床の上の彼の視線が突然みのりに向いた。
「じゃあさ、みのりが連れて行ってよ。ひまそうじゃん」
今までのしょんぼりした風情からは一転、言葉にも目つきにも剣があった。
え、なんで私?
ていうか、なんで私の名前を知ってる?
それもなんで呼び捨て?
さらにはなんで私が初対面の、花蓮の彼氏と思われる男から命令される?