真実を知る者~元姫のために~
それから、今まであったことを話した。

萌「へぇー、そんなことあったんだ。もっと、早く起きてれば見れたのにな………。」

亜「本当、起きなかったらどうしようかと思ったよ。」

萌「でも、ちゃんと戻って来たでしょ。心配させてごめんね。だけど、私の帰るところは皆が笑ってるあの場所だから。」

琉「また、誰かいなくなっていくかと思った。」

萌「大丈夫だよ、るーちゃん。だって、私にとっての家族はるーちゃんがいてお父さんがいてお母さんがいる家だもん。それに、天龍も私にとったら家族だもん。」
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