真実を知る者~元姫のために~
由「俺だって、気付けなかったから一緒だよ。


大切な人を俺に光をくれた人を守れなかった…………守るって約束したのにな………情けねぇーよ…………だから、俺はあいつらを許さない。自分の欲望のために人の命を奪うあいつらを。1発殴らねぇーと気がすまねぇーんだ。

それに、あの人を守れなかった分、天龍の皆を守るって誓ったんだ…………姉ちゃんも誓ってんだろうな。あぁ見えて一人で抱え込む人だから。」

誰も口を開かず由杜希の話を聞いていた。

由杜希も誓いを立ててるなんて知らなかった。

由「それじゃあ、俺は帰ります。お邪魔しました。」

そう言って帰っていった。
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