真実を知る者~元姫のために~
そう言って、止めると黙る琉莉架。

亜「確かに私達は媚びを売った。」

ほら見ろっという顔でこっちを見てくる、数学教師。

亜「けど、それはこいつらに関わりたくなかったからだ。そうじゃなきゃ媚びなんて売るわけねぇーだろ。ましてや、姫になりたくてなんて理由で売るなんて笑わせんなよ。」

数先「嘘つくんじゃねぇーぞ!」

亜「嘘つくわけないじゃん。嘘ついて何の特になるわけ?それに、私達は“あの子”と同じで嘘つくの嫌いなんで!」

あの子の部分をちょっと強く言ってみた。
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