一筋の涙 Ⅰ
レン『家を教えろ』
「やだ。」
レン『さっさと言え』
「○○のコンビニでいい」
レン『さっさと言えや』
なんて睨みながら言われても
教える気なんて一切ない。
「○○のコンビニまでお願いします」
とレンを無視し運転席に座るスキンヘッド
のお兄さんに告げる。
チッ!って舌打ちが聞こえたが無視だ。
あってすぐの男に家まで教える訳がない。
レンの舌打ちを聞いたお兄さんは
青ざめた顔をしていた。
爽『○○のコンビニから家は近いですか?』
「うん」
爽『では○○のコンビニまで』
という爽の言葉で安心した様子で
車を発進させた。