一筋の涙 Ⅰ

本当にこの高校でやってけるのだろうか

真面目に悩んだがそれほど
悠長にしてられるほど時間がない。

転校早々遅刻なんてごめんだ。


ーーコンコンッ

意を決してノックすると中から

「はぁ〜いはぁ〜い」

と、なんとも間抜けでなる気がない
声が聞こえた。
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