僕と8人の王子
蓮side
さっきから視線を感じると思ったらストーカーかよ。気持ちわりーな。
「日向、ちょっと待ってろ。絶対どこにも行くなよ。1人で動かれると怖いからな」
「え?…別に大丈夫なのに、、」
ストーカー野郎に近づくと向こうもそれに気づいて警戒してくる。
「おい、お前!何こそこそしてんだよ!」
「お前なんか怖くないんだからな!!」
そいつはビビりながら全く見当違いな事を言ってきたので、ついイラっとしてそいつの頭の横に強く手を付いた。
「そんなことどうでもいいけど、俺はお前が(日向にまとわりつくから)気になってしかたねーんだよ」
「え?(壁ドンする程)僕のことが気になって?」
「?おう!」
何故かそいつの顔は赤くなったが、まぁわかってくれたみたいで走って帰って行った。