アイドル様の秘密【下】

「お久しぶりです。」


そう扉の前で頭を下げる人。


「飛沙…」


「優翔!!」


そこには大好きな人の姿。


会うのが怖くて、


会ってしまったら離れられなくなるのが辛くて、


会わなかった愛しい人の姿。


「龍国 優翔。」


灰夜が優翔の名前を呼ぶ。


「はい。」


優翔の礼儀正しく返事をする。

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