もう、好きじゃないから
午前中は、主婦層をターゲットにした
体型カバーのおしゃれな洋服に
注文が殺到して、忙しくしていた。


「花町さん!このアイテム在庫チエックしてくれない?」

「わかりました!倉庫行ってきます!」


エレベーターに乗り、2階の配送まで
降りた。


「真田さん〜!居ます?」
「おー!みさきちゃん、どうした?」

私は、リストを見せ在庫を確認してもらった。

「後、20着でここのは終了だよ…。で
後いくついるんだ?」
「出来たら、今週までに100欲しいんですけど…。」

「80不足かぁ〜。問い合わせはするけどね〜。」渋い顔の真田さん。

「そこを何とか〜。真田様〜!」

ガタンとドアが開き、

えっ?振りかえると…。

「主任…。」

「真田さん。他の倉庫へ俺が直接
お願いしに行くんでこちらでも、
残り30お願いできませんか?」

しばらく考えていた真田さん。
「しゃーないなぁ〜。わかった。30なら
何とかするよ。」

「お願いします。真田さん!感謝です!

「おい!お前も行くぞ!!」

「はぁ??イヤイヤ…。」
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