LAST PROMISE
ある日の夕方、思い出の丘に行くと


真ん中に1つしかないベンチに先客がいた。


帰ろうか考えていると先客に気づかれたようで


「隣おいでよ」


いつもなら無視して帰っていた。


人と関わるのを避けていたから。


でも、その時は隣に行ってしまった


先客の顔がビックリするほど綺麗だったから。


その人は、よく見ると男の子で


年は同じくらいか少し上


色素の薄い茶色の髪の毛と


透き通るような純白の肌


私はこの時、こういう人のことを


綺麗


というのかと思った。



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