一方通行
あれから私はマッハで朝ごはんを食べた。
「よくあんな短時間で朝飯食えるよな!ホント、尊敬だわ」
「あんたが急かしたんでしょうが!!」
横で楽しそうにケラケラ笑ってやがる。
ホント、ムカつく!
「おはよう!」
後ろから挨拶…。
この声は…
「さくらーー!おはようっ!」
この子は本城 さくら(ほんじょう さくら)。17歳、高2。
ほんとにかわいいかわいい女の子。
私のもう1人の幼なじみで親友。私とは正反対でTHE女の子。
さくらはクラスでも委員長とか任せられる優等生。
でも、真面目ってわけじゃなくてすごくフレンドリー。
なんでも考えるより先に行動あるのみ!って感じ!
だから昔から私たち気が合うんだよねー!
「本当に仲良しだよね?2人とも。」
「私と翔⁉︎」
「ありえねぇよ。」
「それはこっちのセリフよ!」
「なんだよ!」
「なーによー!」
「はいはい。ケンカしないで。」
「さくらに免じて許してあげる。あくまでもさくらに免じてだから!」
「こっちもさくらに免じて許してあげなくもねぇよ。」
「ちょっと何様?」
「お前こそ!」
「もう終わり!!」
「「…!…はーい。」」
「よろしい。」
こうやっていつも私たちがケンカしたらさくらがとめてくれるの。
私たち2人ともさくらには弱いみたい。
さくらにじーっと見られるとなんかダメなんだよねー…。
「ほら、おりるよ、電車。」
「やっばっ!さくら、早く早く!」
「はいはい。」
てか、いつの間にか翔いないし。電車からおりてすぐ走っていったんだろうな。
桜の木に緑の葉っぱがつき始めた頃。
「よくあんな短時間で朝飯食えるよな!ホント、尊敬だわ」
「あんたが急かしたんでしょうが!!」
横で楽しそうにケラケラ笑ってやがる。
ホント、ムカつく!
「おはよう!」
後ろから挨拶…。
この声は…
「さくらーー!おはようっ!」
この子は本城 さくら(ほんじょう さくら)。17歳、高2。
ほんとにかわいいかわいい女の子。
私のもう1人の幼なじみで親友。私とは正反対でTHE女の子。
さくらはクラスでも委員長とか任せられる優等生。
でも、真面目ってわけじゃなくてすごくフレンドリー。
なんでも考えるより先に行動あるのみ!って感じ!
だから昔から私たち気が合うんだよねー!
「本当に仲良しだよね?2人とも。」
「私と翔⁉︎」
「ありえねぇよ。」
「それはこっちのセリフよ!」
「なんだよ!」
「なーによー!」
「はいはい。ケンカしないで。」
「さくらに免じて許してあげる。あくまでもさくらに免じてだから!」
「こっちもさくらに免じて許してあげなくもねぇよ。」
「ちょっと何様?」
「お前こそ!」
「もう終わり!!」
「「…!…はーい。」」
「よろしい。」
こうやっていつも私たちがケンカしたらさくらがとめてくれるの。
私たち2人ともさくらには弱いみたい。
さくらにじーっと見られるとなんかダメなんだよねー…。
「ほら、おりるよ、電車。」
「やっばっ!さくら、早く早く!」
「はいはい。」
てか、いつの間にか翔いないし。電車からおりてすぐ走っていったんだろうな。
桜の木に緑の葉っぱがつき始めた頃。